ダイバーの特権!海底から手紙を出そう!日本に4か所ある海中ポスト

皆さん、海底にポストがあるのを知っていますか?トリビアの泉でも紹介され、そこそこ「へぇ」を獲得できていたと思います。

最近でもないですが、山崎賢人が出ているダイハツのCMで出ていたのを覚えている方もいるのではないでしょうか?

ちなみにCMはこちらになります。

このポスト実際に存在するんです。ここがどこかわかった方いますか?

このポストは和歌山県にあるんですね。

実はこういったポストが日本にはあと3つあるんです。

今回は日本にある海中ポストについて紹介いたします。

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和歌山県すさみ町にある海中ポスト

こちらが上にも書いた、ダイハツのCMでも出てきた海中ポストになります。

元々はイベントで設置されたポストで、岸から100m、水深10mのところにあるポストです。

投函されたはがきは地元のダイバーが回収して全国に配送されています。2002年にはギネスで「世界一深いところにあるポスト」として認定、掲載されました。

すさみ町ではダイビングが盛んで、この海中ポストに投函する目的で訪れるダイバーも多くいます。

はがきは海中郵便ポスト専用はがき(耐水合成紙)を購入する必要があり、これは地元のダイビングショップ「クラブノアすさみ」で切手代含め200円で購入できます。

和歌山県にダイビングに行く方は是非行ってみてほしいです。

 

沖縄県那覇市にある海中ポスト

ダイビングが盛んな場所といえば、沖縄県!やはり沖縄にも海中ポストがあります。

こちらのポストは那覇市の波の上うみそら公園内にあり、水深7mの海底(海底ポスト)と浅瀬(海中ポスト)の2か所に2013年に設置されています。

浅瀬の方はスキューバダイビングをやらなくても投函できます。

上の写真は浅瀬のものですね。写真を見てわかるとおり、ポストの上部にはシーサーが取り付けてあり、まさに沖縄感満載!

以前は回収されたはがきには記念スタンプを押してもらえましたが、現在管理団体が変わっているのでそういったサービスはやっていないようです。

はがきは専用のもの1枚500円(追加のはがきは52円とのこと)で、売上金の一部がサンゴ保護活動に使われています。

 

沖縄県北谷町にある海中ポスト

次は沖縄県北谷町にある海中ポストです。沖縄の海中ポスト2か所目ですね。

沖縄県北谷町の波の上うみそら公園内にあります。海岸から60mほど沖、サンゴが広がる水深5~6mの海底にあります。

耐水紙を使ったはがきは各ショップが1枚500円で販売しています。週に二回協力会が回収しているようです。

 

静岡県伊東市の海中ポスト

静岡県伊東市のスキューバダイビング発祥の地とされている伊豆海洋公園にも海中ポストがあります。

こちらのポストはなんと水深20mの地点にあります。実際はこっちの方が「世界一深いところにあるポスト」となると思うのですが、ギネスの認定についてはよくわからないです。

ここのポストの設置は期間限定です。調べてから行くといいでしょう。

また、面白い点として特別な日にはその日に合った装飾が施されるというところです。

例えば正月はこんな感じです。

クリスマスやバレンタインバージョンもあります。

なかなか面白いですよね。バレンタインには手紙で告白しようみたいなイベントもやっているようです。

時期をみていかないと見ることができないので注意しましょう!

はがきは持参しても良いですし、置いてあるのを使ってもいいです(無料です)。投函に110円かかります。これにはラミネート代も含まれています。

はがきには「伊豆海洋公園 砂地水深20mより届きました」のスタンプが押されます。

期間などの問い合わせは「伊豆海洋公園ダイビングセンター」で対応してくれます。

 

まとめ:ダイバーの特権!海底から手紙を出そう!日本に4か所ある海中ポスト

海中ポストは日本には現在計4か所あります。那覇の物はダイバーでなくても行けますが、他のものはダイバーではないと投函できません。

依頼もできますが、自分で投函したい方はライセンスを取る必要があります。

伊東のポストはアドバンスまで必要ですね。

是非ライセンスを取って自分で投函しに行きましょう!

ライセンスの講習については以下の記事でも書いたので参考にしてみてください!

オープンウォーターダイバー編 ダイビングのライセンスを取得する
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