今年の夏、静岡県伊東市にある川奈というところでアドバンスウォーターダイバー取得の講習を受けたので、その時の体験について記事にしたいと思います。
ちなみにオープンウォーターダイバーはセブで取ったので気になる方は読んでみてください。

伊東市は伊豆半島の東側にある市です。伊豆半島はダイビングスポットとしても有名ですよね。
ライセンスを取得するのなら、やはりそういったところで取りたかったので申し込みました。
今回は台風の影響も心配でしたが、かなり穏やかな海で綺麗でした。
出会えた魚なども紹介していきたいと思います。
今回利用したダイビングショップ「伊豆っこダイビング」
利用させていただいたのは「伊豆っこダイビング」さんになります。
「伊豆っこダイビング」さんのホームページはこちら。
地元出身のダイバーさんであるご主人と、その奥さんで経営されているショップのようです。アットホームな雰囲気で過ごしやすかったです。
講習は2日間で計5本のダイブになりました。すべてのダイビングが終わった後に、ショップで事前に渡された教本の問題の答え合わせをして終了となります。
価格は税込41,040円(もちろんレンタル料や申請費も込みの値段です)と、周辺のショップと比較して安いのにもかかわらず、教え方も丁寧で、ダイビングの最中にはこちらの残圧にもかなり気を配ってくれるので、安心してダイビングを楽しむことができました。
写真も撮ってくれました。
予約の流れ・講習の内容
予約の流れ
予約はショップHPにあるフォームに記入するか、メール、電話での申し込みになります。
申込み後はすぐに折り返し連絡が来ると思います。
僕はフォームで申し込み後、メールでのやり取りになりました。
AOWの講習では事前学習をするか、
時間のない人や、複数人の場合はしないを選ぶとよいようです。実際に多くの方がしないを選ぶとのことでした。
僕もしないを選んだので、1日目に教本を渡されて、2日目までに問題を解き、ダイビング終了後答え合わせになりました。
集合場所(川奈駅になります)、時間などもメールで連絡が来ます。
講習の内容
朝9時に川奈駅に集合となります。スタッフの方がプラカードを持って待っていてくれます。
そこから車で移動し、川奈ビーチへ。
AOWの講習は2つの必修ダイブ(ディープとコンパス)と3つの選択ダイブで構成されているので選択ダイブを選びます。
選択ダイブには中性浮力、マルチレベル(ダイブコンピューターのレンタルあり)、魚の見分け、ナチュラリスト、水中カメラ(カメラは持参)とのことで、お勧めは中性浮力とマルチレベル、魚の見分けとのことでした。
これは事前に伝えるのではなく、当日に希望を伝える形です。
僕は中性浮力、マルチレベル、ナチュラリストにしました。水中カメラは基本的に自由に使えるようなので、全ダイブでカメラを回していました。
ディープはボートで沖に出て行います。深度が深くなると届く光にも違いがでるため、陸上で見たときと色合いが異なって見えます。そういった色の違いを確かめたり、生き物の違いを見たり、ダイビングコンピュータでの「無減圧潜水時間」の短さを確かめたりしました。
コンパスは実際にコンパスの使い方を陸上で指導され、自分の進みたい方角を調べる方法を学びます。水中では自身のフィンキックでどれくらいの距離が進めるのかを調べた後、コンパスを使って、正方形を描くように進めるかを確かめます。
中性浮力は、ダイビングをする上で重要なスキルになります。器具や自身の呼吸で水深を保ちます。これがなかなか難しいです。インストラクターによると毎月ダイビングするとできるようになってくるという話でした。
マルチレベルはダイビングコンピュータの見方を指導されて、深さによって「無減圧潜水時間」に違いがでることを確かめました。
ナチュラリストはインストラクターに出会う生物をホワイトボードで教えてもらいつつ、楽しむことができました。ダイビング後に図鑑で見た生物を調べました。生物は魚だけに限らず、海草や無脊椎動物(ウミウシやナマコ)など様々です。
1日目は3ダイブ、2日目は2ダイブです。1日目、2日目のそれぞれの最後にショップにてログ付けを行いました。全ダイブ後にはショップに向かい、教本の答え合わせ、図鑑で生物を調べた後、ライセンスの申請書を記入して終了です。
実際に見た伊豆の生物を紹介!
ウミガメ
ウミガメはかなりの数見ることができました。寝ている個体もいたのでかなり近くまで近づくことができました。
ソラスズメダイ
よくみる青い魚です。群れで泳いでいるのにいたる所で遭遇しました。
ナマコ
ナマコはソラスズメダイなみに遭遇しました。ナマコ好きなのでおいしそうでした。
タコノマクラ
ウニの一種のようです。模様が特徴的でした。
カジカ
食べ物という認識ですね(笑)。大人しいので接写しました。
ウミウシ
わかりにくいですね(笑)。ウミウシが出す、紫色の液体で見にくくなってます。
クロホシイチモチ
顎が膨らんでいるのがオスになります。口の中には卵があり、オスは卵がかえる1週間ほど絶食するようです。世のお父さんは見習いたいほど家庭に尽くしてますね(笑)
オトヒメエビ
こちらはオトヒメエビです。岩に張り付いていました。
ベニカエルアマダイ
こちらの魚は珍しいようです。ヒレを足のように動かすんだとか。
マクサ
こちらはマクサといって、ウミガメの大好物です。赤い海草ですね。
心太の材料でもあるという話でした。
まとめ:伊豆半島でダイビング!アドバンスのライセンスを取得しました!
以上になります。
AOW取得を考えている人は伊豆で取るのも良いと思います。
その際には伊豆っこダイビングを利用してみてください!
では、これで!!
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