ダイビングをする季節のイメージはやっぱり夏ですよね。
水温も暖かいし、マリンスポーツといえば夏!というイメージは強いんじゃないでしょうか。
ですが、皆さん、ダイビングが通年できるスポーツであるということを知っていますか?通年ということはもちろん冬にもできちゃうんです。
ここで僕は「むしろダイビングは冬が良い!」という声をあげたいとも思います。
なぜ冬が良いのかについて今回記事にしました。皆さんの「ダイビングは夏!」というイメージをぶっ壊したいと思います。
冬にダイビングをするメリット
海の透明度が高い!
この投稿をInstagramで見る
なんといっても冬の海は透明度が高いのが最大のメリットです。
冬は1年間で最も海の透明度が高い時期になります。逆に春から夏にかけての季節が一番、海が濁っています。
その理由は海中のプランクトンが水温が上がるにつれて発生し、濁らせてしまうからなんですね。
プランクトンが多く発生している海でダイビングをすると、濁って目の前しか見えないし、海から上がったら念入りにスーツを洗わないとめちゃくちゃ臭くなります。
冬の海では水温が低いおかげで、プランクトンは発生しにくいので本州でも透明度が20mを超えるなんてこともあります。また、透明度が高いというのは海が青く見えることにもつながります。
綺麗な青い海で、沖縄まで行かなくてもダイビングができちゃうんですね。
冬ならではの海の生き物に出会える
冬は季節風や潮流の影響でアンコウやリュウグウノツカイなどの深海魚に出会えます。
ダンゴウオも冬のダイビングで見られる魚として有名です。ダンゴウオとは、体長4〜10cm程度の小さな魚でそのかわいらしい見た目から人気の魚です。
この投稿をInstagramで見る
また、この時期になるとカラフルなウミウシもたくさん出てきます。海の宝石といわれている程、美しい見た目なので是非見たいものですね。
冬にしか行けないダイビングスポットもある
冬にしか行けないダイビングスポットも存在します。
有名なところでは熱海の「小曽我洞窟」なんかが有名ですね。
こういった冬季限定スポットもあるので、そういう場所に行きたい方は冬に行くしかありません。
混雑を避けることができる
冬は、海水浴などはオフシーズンです。なので、海に向かう観光客がガラッと減ります。
道路の混雑などもなく、スムーズに海まで行くことができます。
また、現在少しずつ認知されてきているようですが、冬がダイビングするのに最適な季節とそれほど知られていないので、ショップにもお客さんがいません。
インストラクターをマンツーマンで教われる可能性も高いので、ライセンス講習を受けてもいいかもしれませんね。もちろんファンダイビングもいいですね。インストラクターをバディにして潜れるかも!
風呂が気持ちいい
これは本当におまけですね(笑)
ダイビングの施設では、ダイビングを終えてすぐ、冷えた体をすぐに温められるようにウエットスーツやドライスーツで入れるお風呂が用意されているんです。
東伊豆の富戸というダイビングポイントにあるお風呂には、なんと天然温泉が使われています。
冷えた体にはやはりお風呂ですよね。めちゃくちゃ気持ちいいです。
海の寒さは気にならないのか?
はっきり言います。寒いです。
ですが、寒いのは陸上での話です。海中の温度は大体15度前後なので、陸上よりもむしろ暖かいんですね。
また、スーツも夏のウェットスーツとは違い、ドライスーツという水にまったく濡れることのない、ゆとりがあるスーツを着ます。
中は服やインナーを着て、ガチガチに防寒対策をするのでそんなに寒くないです。
ちなみにドライスーツは大体3000円くらいでレンタルできると思うので自身で購入する必要もないかと思います。
まとめ:冬こそダイビングをしよう!その理由を徹底解説!
・冬の海は透明度が高く、ダイビングに最適!
・冬にしか見れない生き物や、行けないダイビングスポットもある。
・ドライスーツを着て防寒対策をするので、寒くない。
以上になります。
今まで夏にしかダイビングをしたことがないという方は、是非冬のダイビングも検討してみてはいかがでしょうか。
コメントを書く