ハイパーorハイポ、どっちがいいの?研修病院について

ハイパーorハイポ、どっちがいいの?研修病院について

今回は研修病院を選ぶ際の重要ポイントのうちの一つ。

ハイパー病院orハイポ病院、どちらが良いのかについて悩んでいる方に参考にしていただきたい記事になります。

それぞれのメリット、デメリットについて、僕の思うことも含めて解説していきたいと思います。

ちなみにもう行きたい病院を大体決めているという方は下の記事に病院見学についてまとめたので、是非読んでみてください。

【医学生向け】20以上の病院見学をした僕が解説!服装やメール、持ち物、注意点など
医学科5、6年生の皆さん、病院見学には行っていますか? CBTも終わり、ポリクリが始まろうとしている中、そろそろ自分の研修先の病院...
Advertisement

そもそもハイパー、ハイポって何?

研修病院を探し始めた5年生にはもしかしたら、こういった言葉を知らない人もいるかとも思います。

なのでまずはハイパー、ハイポについて解説したいと思います。

まずは、ハイパー病院。単純に言ってしまうと「ハイパー病院=忙しい病院」になります。みんなが持つイメージとしては残業が多く、家に帰れない。業務時間中は常に動き続けているといった感じです。

ハイポ病院はその逆。「ハイポ病院=忙しくない病院」。定時近くで帰れたり、業務時間中もメリハリがあるといった感じです。

この前提は覚えておきましょう。これに付随して、超ハイパー病院、超ハイポ病院、ややハイパー病院、ややハイポ病院なんて段階を付けて評価する場合もあります。

 

ハイパー病院のメリット・デメリットについて

僕が思うハイパー病院のメリットは次々と患者を診れて、多くの経験を積むことができる。任せられる手技はなんでもやらせてもらえるということになります。

外科系や救急など、医師の仕事の中でも特に仕事の速度が求められたり、手技のうまさを求められるような科を目指している人にはかなりおすすめのポイントだと思います。

もちろん病院にもよりますが、上の先生からの指導も熱いですね。僕が見学した病院にもハイパー病院はありましたが、面倒見がよいといったイメージでした。

デメリットとしては、やはり忙しい。これにつきますね。

ストレスに弱い人は要注意です。当直なんかも寝れない場合があるので、強い精神力が求められます。

医者になった今だからわかりますが、ハイパー病院に勇んでいって、精神やられて別の病院で研修なんて例もよく見ます。俗にいうドロップアウトですね。

研修は無事に終えられても、次に行く病院は絶対にハイポにするって言ってる人もいました。

 

 

以上をまとめたうえで、僕の思うハイパーを勧める人は以下のような人になります。

・自分で勉強あまりしない人

・ある程度の精神力を持っている人

・手技、症例を多く学びたい人

なぜなのかというと、ハイパー病院は症例が次から次へやってきます。なので、自分で勉強しないような人で身体で強制的に覚えることができます。

ハイパー病院では、日々の業務が忙しいために自分の勉強時間の確保がハイポに比べて難しいです。自分で勉強する時間が欲しい人には向かないと思います。

また、大学であまり勉強していなかった人なんかは、勉強していた人に比べて知識がおぼつかないので、必ず勉強が必要になってくると思います。

しかし、日々の業務で時間が取れず、患者が次から次にきて、治療なんかの経験も右から左に流れて行って、頭に残っていないなんて言う話しもよく聞きました。

勉強をしていた人なら知識の再確認のようにもなるのでいいと思いますが、大学時代の知識を一度整理しなければならないような人だと難しいでしょう。

やはり、ある程度ストレス耐性を持った人で、勉強を自分でしないだろうなという人。手技、症例を多く学びたい人におすすめです。

 

ハイポ病院のメリット・デメリットについて

僕の思うハイポ病院のメリットは、やはり自分の時間を作れるという点でしょう。

家に帰って、趣味にいそしむもよし、勉強に充てることもできます。また、一つ一つの症例をじっくりと学ぶことも可能です。強い精神力もそこまで必要になりません。

デメリットとしては、手技などの経験が少なくなってしまう点になります。

ハイパー病院に勤めていた人に比べて経験が足りないですし、速度を求められるような経験も必然的に減るので、いざそうなった場合に弱くなってしまう可能性が出てきます。

また、ハイポ病院の中には、上の指導体制なども整っておらず、半ば放置気味のところもあります。

一日の大半を研修医室で座って過ごしていたなんてのもよく聞く話です。

 

 

以上を踏まえて、僕がハイポ病院をおすすめするのは以下のような人になります。

・自分で勉強できる人

・精神面で不安のある人

・自分が時間が欲しい人

以上です。

ハイパー病院とは逆になってしまうかもしれませんが、やはり日々の余った時間を自分で勉強できなければろくな医者になれないでしょう。

ただ、日々を流れるように過ごすのではなく、自己研鑽できる人でないとこの先厳しいと思います。

一つ一つの症例を深堀する時間はあるので、集中して勉強したい人におすすめです。

他の条件についての解説は何となくわかると思うので省きます。

Advertisement

まとめ

これでハイパー・ハイポについて何となく理解できたかと思われます。

上では、おすすめの条件だなんだと言ってはいますが、ハイパー、ハイポそれぞれにまた、段階があります。

二つだけに分類して病院を評価してしまうと、本当は自分に合っていた病院かもしれないのに色眼鏡で避けてしまうということにもつながりかねません。

やはり実際に自分の目で見てみることをお勧めします。

ハイパーで有名な徳〇会系列でも、様々です。

気になっている病院があれば見てみる精神で行きましょう。

研修カテゴリの最新記事