【ライセンス(Cカード)取得】スキューバダイビングの指導団体って?国内主要9団体を紹介!

【ライセンス(Cカード)取得】スキューバダイビングの指導団体って?国内主要9団体を紹介!

スキューバダイビングのライセンス(Cカード)を取るためには、ダイビングショップに行って、指導を受ける必要があります。

ですが、この指導内容はダイビングショップが所属する指導団体によって異なります。ライセンスを発行するのもこの指導団体になります。

皆さんは国内にいくつの指導団体が存在すると思いますか?なんとその数、約30団体です!!!

結論を先に言ってしまいますと、初めてライセンス(Cカード)を取るのなら、指導団体について気にする必要は全くないです。どこの団体のライセンスを取ったとしても潜れる場所・深さに違いはありません。また、どうしても気になるのなら、上のランクのライセンスを取る際に、他の団体で取ることも可能なので気にするだけ無駄です。

ただ、中には日本で設立された団体で世界的にはマイナーな団体もあり、そういったところのライセンスだと海外ではダイバーとして認められないということもあるようです。また、国際的な教育基準を満たしているかどうかということもあります。

まぁ、日本である程度有名ならば、上にも書いた通り、一つ上のランクのライセンスを取得する際に、他の世界的に有名な指導団体で講習を受ければよいのです。なので、「ある程度有名かどうか」、初めて取得する場合はここに注目しましょう。

今回は国内における主要な指導団体、そしてそれぞれの特徴について、海外で有名かどうかも含めて解説します。

日本で潜るのならここに書いた団体でライセンスを取得すれば、まぁ困ることはないです。

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そもそも指導団体にはどういったものがあるのか

ダイビングの指導団体としては発足した場所によって分けられます。

  • アメリカで発足した指導団体(PADI,NAUI,SSI,SDI)
  • ヨーロッパで発足した指導団体(CMAS,BSAC,SNSI)
  • 日本で発足した指導団体(JP,JUDF,JCS)

仕方ないことなのかもしれませんが、日本で発足した団体は海外の認知が低いことが多いです。

ただ、上に例として挙げた団体は日本での認知はそれなりにあり、海外で通用する場合も有ります。

ではそれぞれの団体について以下で解説していきます。

 

アメリカで発足した指導団体

・PADI

PADIは本部がアメリカ・カリフォルニアにあり、日本をはじめ世界に7ヶ所のエリアオフィスを配し、世界180ヶ国以上で135,000人以上のインストラクターを含むプロフェッショナルメンバーと約5,800以上のダイブセンター/ダイブリゾートからなるワールドワイドな組織です。

つまり、世界最大のスキューバ・ダイビング教育機関で、日本でも最大の指導団体であり、大体のダイビングショップはPADIの加盟店です。

ここのライセンスを持っていたら、世界中で確実に通用します。

また、PADIの長所としては、指導カリキュラムが国際的に認められたものであることもあります。国際標準化機構ISOの認定を受けており、ダイバー教育、プロレベル、ショップ基準など、あらゆる面で国際規格に適合していると認められています。

ISOに準拠したカリキュラムを提供している指導団体は、まだそれほど多くないのでこの長所はかなりの強みであると言えます。

そのカリキュラムの質を象徴する話の一つとしても挙げられますが、ダイビングの指導カリキュラムの中で唯一、アメリカの教育審議会で大学の単位の一つとして認められている程です。

 

・NAUI

NAUIはダイビング指導団体として50年以上の歴史があり、アメリカをはじめアジア、ヨーロッパ、中東、南アフリカ、日本など世界100カ国以上に拠点があり、60,000人以上のインストラクターを含むプロフェッショナルメンバーが所属しています。日本ではPADIに次いで加盟店が多い団体で、高い信頼度を誇っています。

NAUIの指導の特徴としては、個人個人の年齢や体格、能力などに合った指導をしてもらえることです。指導を受ける人たちにはさまざまな個性や事情があるのだから、その人に合った指導を行うという方針です。そのため、体力に自信のない人や泳げない人でも安心して受講できます。

もちろん、その指導カリキュラムはISOの認定を受けています。

 

・SSI

SSIは、認定基準の高さに定評のあり、ダイビング業界の中で最も信頼の高い指導団体です。品質の高さはお墨付き。当然、ISOの認定を受けています。世界中に2400店以上の加盟店をもっており、110以上の国や地域に拠点があります。

「ダイビングは経験を積むごとに習慣となり、それによってダイビングの快適さが増していく」という考え方を持っているため、ライセンスの発行についても経験を重視しています。

また、特徴として全インストラクターに加盟店への所属を義務付けているため、インストラクターの質の高さが高いことで有名です。

すべてのレベルにおいて最先端のトレーニングプログラムや教材を開発を行っており、業界では、ダイバー教育の革新的なリーダーとしても広く認知されています。

 

・SDI

SDIはテクニカルダイビング業界で最大のTDIが設立した指導団体です。テクニカルダイビングの経験をもとに、世界で最も急成長している指導団体です。SDIは世界100ヵ国以上で活動し、24のエリアオフィスを通して世界中にSDIのダイビングサービスとインストラクターが数千以上も所属しています。

SDIは、それまでの昔からの古い教育プログラムを改善した次世代の新しい指導団体です。ライセンスを取得しに来てくれた方が、「スキューバダイビングを楽しく学びながらも安全を確保すること」を基本的な考えとして、ダイバートレーニングプログラムを作ってきました。世界で初めてeラーニングを用いた学習や、ソロダイビングプログラムを提供している指導団体でもあり、注目を集めています。

 

ヨーロッパで発足された指導団体

・CMAS

CMASはフランスを発祥とする国際的なダイビング指導団体です。ダイビングはもちろんのこと、水中の乗り物や設備、水中科学など、広い分野で活動しています。118か国がCMASに加盟しています。1986年には国際オリンピック委員会にも加盟しました。

世界各国で水中レジャー活動を提供する施設のうち、CMASの基準でサービスを行っているのは1万3000カ所以上もあるそうです。またレジャー面だけでなく、科学ダイバーなどの人材も数多く輩出しています。

わかりにくいのがCMASは各組織の連盟のためであるという点です。WRSTC、ISO、日本国内のCカード協議会は各組織ごとに必要になります。

日本ではJCIAが代表組織になり、ダイビング指導団体のSTARSやJEFF、JCSがCカードを発行しています。

 

・BSAC

BSACは1953年にイギリスのロンドンにてオスカー・グーゲンとピータースモールによって「水中での探検、科学、スポーツなどの活動と、それらの安全性を促進する」ことを目的に設立された、世界最古のダイビングクラブ、教育機関(日本国内では指導団体)です。

長い歴史のある団体で、ダイビングの権威として信頼されています。また、ダイビングだけでなく、海洋科学の発展に寄与してきた団体としても知られています。

「安全最優先」というポリシーのもとに構築され、ダイビングで抱えているリスクを、いかにダイバーの自己責任において回避し、安全に、計画的に、実行していくかということを重視しています。

BSACの歴代の総裁は、エジンバラ公(フィリップ殿下)、チャールズ皇太子、ウィリアム王子とイギリス王室からも輩出され、イギリス王室と縁の深い団体です。

日本で受講する場合、日本の海に合った独自のプログラムで指導を受けることができます。日本に合わせてつくられたプログラムで基礎知識から高度なテクニックまで学べるため、効果的に学習を進められます。

もちろん、カリキュラムはISOに準拠したものになります。

 

・SNSI

1994年にイタリアで発足した比較的新しい団体ですが、欧州を中心に、アジアや欧米などでも急成長を遂げています。日々進化するダイビング事情に対応した最新のダイビングデータをもとに、的確で質の高い技術や知識の指導を行います。

指導レベルの高さに定評があり、その品質の高さはISOの認定を受けており、アルゼンチンの海軍指導機関としても公認されるほどです。一般的な指導団体よりもトレーニング時間が長く、受講者のレベルに合わせて指導してくれます。世界中に2000以上の加盟店があるライセンス指導団体なので、海外でもダイビングスキルを持っている証明となるでしょう。

 

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日本で発足された指導団体

・JP

JPは、1984年に設立された日本の指導団体です。

諸外国の教育法をそのまま流用する指導ではなく、海外のスポーツダイビング技術や理論の研究などを積み重ね、独自のシステムを完成させた指導団体です。

日本の海に合った実技訓練や日本の文化、思想、歴史、日本人の体力を重視したプログラムを用いている指導団体です。

インストラクターは220名ほど。国内に120か所の認定スクールがあり、全国で指導を受けることができます。

 

・JUDF

JUDFは、1972年に日本で初めて創立された全国組織のダイビング指導団体です。ダイビングの普及に伴い、ダイバーによる事故や漁業者とのトラブルが増加したため、ダイバーへの指導システム、漁業者との協調を模索する組織が必要となり、発足された歴史があります。

ダイバーの指導のほか、ダイビング技術の追求、漁業者との協調などをサポートしてきました。

「安全ダイビングの啓蒙と普及」を第一とし、営利追求しない「非会社組織」として活動しています。

営利を追求しないポリシーによりインストラクターには、教員や研究員、消防、警察など公共的機関、港湾工事やクラブ組織のボランティアダイバーの方が多くダイビングショップは極少数です。

そのため一般的な認知度はありませんが「何事においても安全が第一である」という徹底したポリシーは本来の意味でのダイビング指導の形と言われ“知る人ぞ知る”ダイビング指導団体です。

 

選べないという人に僕がお勧めする指導団体

以上に国内の主要団体をまとめました。

最初のOWDのライセンス(Cカード)を取るなら、正直次に取るときに別の団体に鞍替えできるのでどこでも良いとは思いますが、取って海外でダイビングしたい!という方は、現地で問題が起こらないようにやはり大手のところが良いでしょう。

最大手なのがPADI、次いでNAUI、CMAS、BSACの2団体を挟み、SSIが5位という順位にもなっているので、これらの団体をお勧めします。

その中でも特に僕がお勧めするのは、PADIとSSIです。なぜなら、この二つの団体の指導レベルが非常に高いからです。

やはり、基礎を作る最初のライセンス講習は、こういった高いレベルの指導を受けた方が良いと思います。

まぁ、加盟ショップの数的に自然とPADIにはなると思いますが、気にして取るならこの二つでしょう。

これより上のランクのライセンスを取るときには値段とかで考えてもいいと思います。

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